あざがよくできる、鼻血が止まりにくい

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あざがよくできる、鼻血が止まりにくい

ちょっとしたことであざや鼻血が出現する状態を出血傾向と呼びます。もし、出血傾向を放置すれば、脳出血などの重篤な病気に結び付く危険もありますので、血液内科を受診してください。

  • 手足などのあざ

    身体を強くぶつけた場所に赤黒いあざができるのは、必ずしも病気の兆候ではありません。しかし、ぶつけた覚えがない場所にいくつものあざが出現する場合は出血傾向がある疑いがあります。

  • 身体の1か所に出現する大きなあざ

    血小板よりも凝固機能に問題がある可能性があります。特に心臓や血管に問題があって抗血小板薬や抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を服用している場合は、その副作用としてこのような出血を来すことがあります。

  • 鼻出血

    鼻出血は鼻の粘膜に問題があることも多いので、まず、耳鼻科受診も検討してください。ただし、左右の鼻孔から繰り返して出血する場合や、他の出血症状が同時に出現する場合は、出血傾向を疑う必要があります。

  • 口の中からの出血

    歯ぐきなどからの出血は歯槽膿漏が原因のことが多いので、歯科受診も検討してください。ただし、長時間にわたる出血や他の場所にも出血症状がある場合は出血傾向がないか調べる必要があります。

  • 月経の量が多くなった

    月経の期間が長くなる、大きな血の塊がたくさん出るなどの症状は子宮筋腫などの婦人科疾患が原因であることが多いです。ただし、他の場所にも出血症状がある場合は出血傾向がないか調べる必要があります。

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